出産難民
先日、重体妊婦が転院を拒否されて亡くなったという事件がありましたが、産科や小児科がますます少なくなっている中、似たようなことが起きる可能性は十分にあるのではないかと不安になります。
やれ少子化だ、やれ出生率を上げろというおじさま方は、出産難民という言葉を、真実味を持って受け止めているのでしょうか?
家からあまり遠くない、信頼できる病院で、安心して出産がしたいだけなのに。
自分たちが望む出産方法で、幸せな出産をできる人がいる一方で、出産予約が取れずにいくつもの病院をさまよう人もいるという事実。
(ちなみに、私が住む地域でも、数年前に公立病院の産科・小児科は無くなりました)
実際、私の知る産婦人科の先生方は、朝から晩まで、それこそ土日の区別なくお産に立会い、そして彼女たち自身の子どもも育てています。高齢者医療に偏りがちな現在の制度を変えていくなど、行政の責任にすることは簡単ですが、患者である(またはそうなりうる)私たちの心がけで改善できる部分もあるかもしれません。
「どうする?日本のお産」プロジェクトの事前アンケートを読んでいて、そう思いました。
産後悪露に卵膜が混じって出ただけで「これって医療ミスですか?」と真顔で聞かれると結構きついです。とても安産だった方に「何もしてもらってないのだから、分娩費は安くして欲しい」と言われたり、とても難産で(肥満していた方でした)最終的に帝王切開になった方に「さんざんつらい思いをした挙句にお腹まで切られて、それでもお金を払うんですか?」と言われたり。私達の仕事に対するモチベーションをどこに持っていけばいいのでしょうか?確かにお産は何でも無い人は何でもないのですが、それでも「ありがとう」と笑顔で言ってもらえることが私たちの励みになるのです。
これは、事前アンケートのうちのごく一部ですが、引用先のページを読んでいて、先日の「コンビニ診療?」の記事と同じ思いを抱きました。
「お客様は神様です」
サービス提供者がそう言うのはともかく、客あるいはサービス提供者自身が、自分を神様だと思うのはどうなんだろう??
先生方がトランペットや太鼓を受け持ち、子どもたちは小さな太鼓を持って「トーーン、パ!」と叩きながら行進。なんでもないことのようですが、2歳児(半分くらいはもう3歳児かな)にとっては大仕事!たくさんの観客がいるなか、お父さんお母さんと離れて行進するため、中には泣いてしまう子も。
ユウが一番食いついていたのは、動物が間近で見られる
ユウは保育園からいただいてきたススキを振り回して楽しそう。いやーー!お願いだから、部屋の中でススキを振り回すのはやめて・・・
